「内蔵助の信頼厚き会計係」岡嶋八十右衛門

名前 : 岡嶋八十右衛門常樹(おかじま やそえもん つねしげ)
コピー: 内蔵助の信頼厚き会計係
属性 : 赤穂四十七士

 

岡嶋八十右衛門    岡嶋八十右衛門

 


■ キャラクター

大石内蔵助に、赤穂城の引き渡し時に「藩札の引き換え」という大役を任され、仕事をきっちりとこなした。兄は、同じく義士の原惣右衛門で、兄弟そろって一本気な性格。


 

■ 刃傷事件後 「藩札の引き換え」という大役を果たした

浅野内匠頭刃傷事件により赤穂藩は取りつぶしになり、お城を幕府に明け渡すことになったため、そのときの処理として重要な「藩札の引き換え(はんさつのひきかえ ※1)」を、内蔵助の指示のもと勘定方(かんじょうがた ※2)であった八十右衛門が担当し、無事にこれを終わらせた。
その時、どさくさに紛れて配下の役人がお金を持ち逃げした。八十右衛門の兄である惣右衛門に恨みを持っていた赤穂藩家老の大野九郎兵衛は、このことを理由に八十右衛門を責めたばかりか、八十右衛門もその泥棒の一味だと言いふらした。それを聞いた八十右衛門は激怒し、大野の屋敷に乗り込んでいる。びっくりして怖がった大野は、幼い孫娘を屋敷に置き去りにしたまま逃げて行方をくらました。

※1 藩札とは、藩が独自に発行したお金で、発行した藩のなかだけで流通していた。藩がなくなってしまうと藩札の価値がなくなってしまうため、藩札と実際の貨幣と交換しなければならなかった。
※2 藩で金銭の出納を担当した役、会計係


 

■ 討ち入り当日 

開城後、八十右衛門は病にかかり誰とも連絡が取れないことがあったため、討ち入りの仲間から疑われたこともあった。討ち入りには表門組として参加し、本懐を遂げた。


 

■ 辞世の句

不詳
享年38歳(元禄16年2月4日、切腹)


 

■ 博士のコメント

岡嶋さんは、原さんの実の弟で、家も近所に住んでました。赤穂市内には、義士宅跡に石柱が建っているのですが、距離にして約150mほどです。
岡嶋さんが担当した藩札引換は、「六分替え」といって、当時お取り潰しになった藩では、考えられない換金率だったんですよね。