「浅野内匠頭を最後に見た男」 片岡源五右衛門

名前    :片岡源五右衛門高房 (かたおか げんごえもん たかふさ)
コピー :浅野内匠頭を最後に見た男
属性    :赤穂四十七士

 

片岡源五右衛門     07_片岡源五右衛門高房_v2

  


■ キャラクター

幼い頃から浅野内匠頭の小姓(こしょう ※1)として仕え、同い年だったこともあり内匠頭とはとても気が合った。

※1 武士の役職名。武将の身辺でもろもろの雑用をする係

 


■ 刃傷事件まで 

父は、徳川家康の子である義直(よしなお)の嫁の側用人(そばようにん ※2)であった。兄弟が多かったことと源五右衛門が妾(めかけ ※3)の子であったこともあり、叔父の片岡六左衛門(かたおか ろくざえもん)の養子になった。
赤穂藩士であった六左衛門(100石)の死後、9歳のときに跡を継いで浅野内匠頭に仕えるようになる。その後は、内匠頭からとてもかわいがられるようになり、あっという間に家禄(かろく  ※4)350石になるという大出世を果たした。

※2 お殿様の側近でお殿様の次くらいにえらい人
※3 結婚している男性の妻以外の彼女
※4 主君から家臣に支払われる給料

 


■ 刃傷事件当日 ~ひと目だけでもお目通りを~

浅野内匠頭にお供して江戸城に出向いていた源五右衛門は、場内で内匠頭の仕事が終わるのを待っていたとき、刃傷事件があったことを聞かされる。その後、内匠頭が田村邸でお預かりになったことを知った源五右衛門は、田村邸へと一目散に向かい、田村家の人に「ひと目だけでもお目通りを!顔だけでも見せてもらえませんか!」と必死にお願いをしたが、聞き入れてもらえなかった。
しかし、その話を聞きつけた内匠頭の切腹を見届ける役目であった幕府目付の多門伝八郎(おかど でんぱちろう)の粋な計らいで、内匠頭を見ることだけは許された源五右衛門は、遠くからではあったがひと目だけ内匠頭を見ることができた。

 


■ 刃傷事件後 ~すぐに仇討ち、復讐を!~

内匠頭という最愛の主君が切腹させられるその場に居た源五右衛門は、吉良上野介に仇討ちすることを強く望んで、その思いを大石内蔵助や他の家臣たちに伝えたが、聞き入れられなかった。
もちろん、お家再興には同意できなかったので、江戸に戻って仇討ちをするために礒貝十郎左衛門田中貞四郎の三人だけでモーレツ急進派として独自の行動をするようになったが、後に内蔵助の真意を知ることになり、仇討ち計画に加わった。

 


■ 討ち入り当日 

表門組として参加。約80㎝ほどの長さの刀(国光)で戦った。

 


■ 辞世の句

不詳  享年37歳(元禄16年2月4日、切腹)

 


■ 博士のコメント

源五右衛門さんは、内匠頭さんと一番仲が良かった人です。彼氏であったのでは?とも言われてるんですねー。
大河ドラマ「峠の群像」では、郷ひろみさんが演じておられ、朱槍を持って討入りします。朱槍は、槍の達人が持つものなんですが、どうだったんでしょうかね?