「ただ一人生き残り義士を最後まで弔った家来の鏡 」寺坂吉右衛門

名前 :寺坂吉右衛門信行(てらさか きちえもん のぶゆき)
コピー:ただ一人生き残り義士を最後まで弔った家来の鏡
属性 :赤穂四十七士

 

寺坂吉右衛門   寺坂吉右衛門

 


■ キャラクター

まじめで正直な人柄で、足軽(あしがる ※1)としてはただ一人だけ討ち入りに参加することを許されるほど大石内蔵助に信用されていた。討ち入り後、ただ一人生き残った。

※1 武士の階級でいちばん下の身分


 

刃傷事件まで 

吉右衛門は、8歳のときに奉公人(ほうこうにん ※2)として浅野家の家臣である吉田忠左衛門の下で働くことになり、27歳のとき忠左衛門専属の足軽になったことで、正式に浅野内匠頭の家来になった。
まじめで正直な吉右衛門は、いつも忠左衛門のそばを離れずにまごころを込めて働いていた。

※2 ほかの家に雇われて、その家の家事・家業を仕事とする人


 

■ 刃傷事件後 

すぐにでも仇討ちをしたい堀部安兵衛江戸急進派の説得をするため、忠左衛門が江戸に向かうときも、吉良上野介の屋敷への討ち入りが決まって忠左衛門が江戸に向かうときも、とにかく吉右衛門は忠左衛門のそばを離れずお供した。
さらに、忠左衛門の手足となって吉良の屋敷の様子を調べるなどをするうちに、内蔵助に信用されるようになり、討ち入りへの参加が許された。


 

■ 討ち入り当日 

討ち入りには、裏門組として参加した。


 

■ 討ち入り後

仇討ちを成功させたことを内匠頭に報告するため、義士たちは内匠頭のお墓がある泉岳寺に向かったが、泉岳寺の前に着いたとき、内蔵助は吉右衛門に「仇討ちが成功したことを浅野大学やほかの関係者にも伝えるためにも生き証人になれ」という意味の命令をした。
吉右衛門はその命令にしたがったので、切腹をすることなく83歳まで生きることになった。


 

■ 辞世の句

不詳
享年83歳(延亭4年10月6日、寿命)


 

■ 博士のコメント

吉右衛門さんを主人公にしたドラマが、NHK「最後の忠臣蔵」です。上川隆也さんが演じておられますが、これはなかなか泣けるドラマですよ。討ち入り後生き残った吉右衛門さんは、用事が終わったあと、仙石伯耆守さんところに自首しますが、今さら自首すんなや!帰れっ!って言われて、無罪放免になってます。一時期、山内家に召抱えられたりしてた時期もあったんですよ。