「潜伏中に貧乏な仲間を惜しみなく助けたお金持ち」杉野十平次

名前 :杉野十平次次房(すぎの じゅうへいじ つぎふさ)
コピー:潜伏中に貧乏な仲間を惜しみなく助けたお金持ち
属性 :赤穂四十七士

 

杉野十平次    杉野十平次

 


■ キャラクター

お母さんの実家がかなりお金持ちで、気前がいい。堀部安兵衛に次ぐ剣豪。


 

■ 討ち入りまで

刃傷事件のときは、赤穂にいた。お城を幕府に明け渡すか、お城にたてこもって幕府と戦うかというときに、お母さんの実家の庭に置いてあった強力な大砲を、お母さんの兄弟がこともあろう敵である幕府に売ってしまった。これを知った浅野家の家臣たちはすごく怒り、身内である十平次もかなり怒られることになった。
しかし、結局幕府とは戦わずお城を明け渡すことになったため、家臣のなかで一番えらい大石内蔵助が家臣のみんなを説得してくれたこともあり、大事にはいたらなかった。
赤穂城が明け渡されたあとは、家財道具をすべて売りはらい、千両ほどのお金を持って江戸に出た。江戸に潜伏していた仲間がお金に困ったとき、十平次はこのお金を惜しげもなく使った。また、江戸に出てきてからは剣術道場をひらいていた。


 

■ 討ち入り当日

大槌(おおつち ※1)で吉良上野介の屋敷の裏門をこわして討ち入った。裏門組に所属し、得意の剣術で活躍した。
「十平次が江戸で知り合った俵星玄蕃(たわらぼしげんぼ)という槍(やり)の達人が、仇討ちの助太刀にくる」という有名なエピソードがあるが、これはすべてウソの話。

※1 大きな金槌(かなづち)のこと


 

■ 辞世の句

不詳
享年28歳(元禄16年2月4日、切腹)


 

■ 博士のコメント

十平次さんといえば、三波春夫さんの「元禄名槍譜 俵星玄番」という歌の中に登場します。この歌は、セリフ込みで約9分ありますが、博士は歌詞を見ずに歌う事ができます(笑)。討入りまでの間、十平次さんは夜泣きそば屋をやっていたことになっていますが、当時は夜泣きそば屋は存在していなかったようで、後世の作り話みたいですね。