名前 :千馬三郎兵衛光忠(せんば さぶろうびょうえ みつただ)
コピー:浅野内匠頭とケンカした男
属性 :赤穂四十七士
■ キャラクター
とても正直で人に気に入られようとする言動ができない性格であったため、主君の浅野内匠頭に対しても思ったことをズバズバ言うところがあり、2人の相性はあまりよくなかった。
■ 刃傷事件まで
浅野家の家臣であった千馬家の養子になり、22歳で内匠頭の家臣として働くことになった。
あるとき、三郎兵衛の召使い(めしつかい)がちょっとしたことから殺されてしまう事件がおきた。三郎兵衛は怒って、召使いを殺した人たちとケンカをして、命にかかわることがない程度に傷を負わせた。
その話を知った内匠頭は三郎兵衛に怒り、三郎兵衛は給料を減らされ、謹慎処分になった。
もともと内匠頭との相性がよくなかった三郎兵衛は、このことをきっかけに浅野家の家臣を辞めようと決めたが、そのときに刃傷事件がおきた。
■ 刃傷事件後
刃傷事件がおきたことを聞いた三郎兵衛は、こんな大変なときに自分だけ家臣を辞めて出ていくのは勝手すぎると考えて、赤穂藩に残ることを決めた。
刃傷事件の1年後に江戸に向かい、間喜兵衛ら間親子と同居をしながら討ち入りにそなえた。
■ 討ち入り当日
討ち入りには、大石主税をリーダーとする裏門組として参加した。吉良上野介が雇っていた剣豪 清水一学を倒したと言われている。
■ 辞世の句
不詳
享年51歳(元禄16年2月4日、切腹)
■ 博士のコメント
サブローさんは、「ちば」ではなく「せんば」です。昔の銘々伝などでは、よみがなは「ちば」になってますが、奥さんからの手紙に、「せんばさま」と書いてるものが残っています。サブローさんのおうちは、赤穂城塩屋門近くにあって、そこには今アパートが建ってますよ。